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お題目を唱えることは善い行いです。お釈迦様と同じく、心清らかに穏やかな気持ちで、何事にも耐え忍び、思いやの有る心を持って「南無妙法蓮華経」と唱えてください。お釈迦様と同じ佛と成ることができ、永遠の幸せを得ることができます。 1、南無妙法蓮華経の説明 ●南無・・・インドのサンスクリット語「ナーム」の音を漢字に当てはめたものです。意味は「命がけで信仰します」「一心に信仰いたします」 ●妙・・・・「真理・真実・正しい」の意味 ●法・・・・我々が佛に成るためのお釈迦様の教え ●蓮華・・・白色の蓮華の花を指します。白は真実・正義の色を表し、お釈迦様の真実の教えである法華経を喩えています。 ・お釈迦様の最高の教えを、白蓮華にて譬えています。法華経が最高の教えであることを譬えています。 ・蓮華の花は泥沼にしか咲きません。お釈迦様は泥沼のように汚れている我々の住むこの世において、欲望と争いに染まることなく、清浄な心で真実・正義を説き表され、我々を導かれることを白蓮華の花に喩えています。 ●経・・・・お釈迦様の教えが記されている書物。 ・南無妙法蓮華経は、妙法蓮華経の内容を要約した薬です。 2、 解 説 1、日蓮聖人は、「南無妙法蓮華経」はお釈迦様が我々に残してくださった薬であると説かれています。南無妙法蓮華経のお題目を唱えることにより、自然とお釈迦様の功徳と智慧が備わり、佛に成ることが出来ると述べられています。 2、我々もお釈迦様と同じく白蓮華のごとく心清らかに生活をおくるよう示されています。 3、この世の中の法則として、善い行いには善い結果、悪い行いには悪い結果が現れると経文にはあります。 4、お題目を唱えることは、佛であるお釈迦様の功徳と智慧を頂くことなので、唱えること自体が善い行いとなります。我々もお題目を唱えることにより佛に成ることができます。 5、お題目は良薬です。服用方法(心構え)を記します。 1、穏やかな心持ちでいる。(怒りの気持ちを持たない) 2、何事にも耐え偲ぶ。(あらゆる欲を抑える) 3、素直な気持ちでいる。(慢心・思い上がりの気持ちを無くす) 以上の心構え(三毒)は自らを破滅へと向かわせる悪い心です。悪い心のままでお題目を唱えても良いことは有りません。何事にも耐え偲び、穏やかで素直な気持ちで生活し、南無妙法蓮華経と唱えて下さい。 2、仏教とは |