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なぜ、お経やお題目を上げて、 仏壇や本堂でお参りを行うのか? 1、お参りにより、亡くなられた方への供養のため 2、祈願のお参りをすることで、安心を得え、感謝をするため 3、お参りにより功徳を積み、お釈迦様と同じ仏に成るため 【解説】 1、亡くなられた方への供養のお参り 毎日のお参りの基本は「供養」にあります。両親・親戚・先祖、先祖以外の人々への供養など、亡くなられた方への供養、成仏して頂けるように、読経・唱題の供養が必要です。 今、自らが存在するのもご先祖様のおかげです。ご先祖様への供養は、自らの供養へとつながります。毎日、供養して下さい。 2、祈願により安心を得ることと、感謝のお参り 苦しみや悩み事を取り除き、病気の回復や健康を願い、家族の幸せ安心を願う読経・唱題のお参りをします。 しかし、祈願ばかりしていると、祈願のために使える功徳の力が少なくなり、効果が薄れてしまいます。「本当に願いたい時」のために願い事をあまりし過ぎないよう気をつけましょう。 また、祈願をすることで、本尊にお参りし信仰の手助けになりますが、願うことは欲につながり、心が汚れてしまいます。 心が汚れる前に、感謝することで、心がなごみ満足の心が芽生え、優しい気持ちになり、清らかな心を持てるようになります。 今、生きていること、人生を送ることができ、無事生活を送れることへの感謝のお参りが大切です。 さらに、自己や家族の祈願ばかりでなく、世界平和・国(こく)土(ど)安(あん)穏(のん)など、社会全体の幸せのためのお参りをしましょう。 3、功徳を積み、お釈迦様と同じ仏に成るためのお参り 善い行いには善い結果が現れます。お釈迦様の説かれた教えは善いものです。善いものであるお経を唱えることで、善い行いをしたことになり、徳を積むことができます。 お釈迦様(ご本尊)にお参りすることで徳を積むことができます。 ご本尊を拝むことで、お釈迦様に使えたこになります。お参りをすることにより徳を積むことができます。 法華経・お題目を唱えることで、お釈迦様の慈悲の功徳を得られ、お経の内容(お釈迦様の教え)を自然と知ることができます。 また、心が清らかになり教えを理解することができるようになり、仏の覚りに近づくことができます。 毎日、「南無妙法蓮華経」とお題目を唱えましょう。 以上の文章は、「宝満寺たより」26年12号を加筆修正したものです 宝満寺トップへ |